集団ストーカー

集団ストーカーとは、特定の人物に対して、集団でストーキングを行う人たちのことをさします。

ストーカーという言葉がきちんと定義されていないため、便宜上“ストーカー”という文言が使われていますが、その集団が対象とする相手に対し恋愛感情などの好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情は存在しないと考えるのが妥当であるから、ストーカー規制法は適用されません。適用されるとすれば軽犯罪法になります。

存在する?存在しない?

一部の捜査関係者には、集団ストーカーは存在しない、と断言する人もいるようです。

たしかに、集団につきまとわれていると錯覚(被害妄想)をしている人もいるため、その事案に限っては、存在しないと言えることでしょう。
また冷静に考えてみると、費用対効果という観点では採算に合わないため、現実的にはありえない、との判断を下すのは納得できます。ただし、そうだからといって存在を否定できるかと言えば疑問が残ります。

それでは、怒りのあまり人を殴って傷害で逮捕という事件を考えてみるとどうでしょうか。
実際に起きた、起きないの問題ではなく、よくあることだと思いませんか(事件というのはすくないでしょうけども)。これを考えると、その被疑者は費用対効果など考えていないですよね。
また、現在でもあるかないかはわかりませんが、あだ討ちを考えてみると、己におよぶ効果などものともせずに復讐を果たしているとは思いませんか。

こんな感じでいろいろ考えてみると、錯覚や被害妄想は別として、実際に集団ストーカーがいてもおかしくはないのでしょうか。

どんな団体がつきまとい等をするのか

さて、どんな団体が採算度外視で、つきまとい等を行うかを考えてみましょう。

まず思いつくのが、警察などの捜査機関です。警察の行為をつきまとい等とよぶのは気が引けますが……。
警察の尾行や張込みの方法のひとつに、対象者にバレるように行うという方法があります。いわゆる監視してますアピールです。それならば、つきまとい等をされているって言えなくはないです。

次に思いつくのは宗教組織やカルト団体です。
ひとつの信念に基づき行動を共にすると考えるとありえない話ではありません。例えば、脱会しようとする人物を説得するために信者が集団でつきまとい等を行うということが考えられます。
また、自分たちの信念を否定する人物を“どうにかする”ために何かのチャンスを狙っている場合も想像できます。

半分冗談ですが、ありえないとも言えないのが、暇を持て余した正義の集団2ちゃんねる探偵団の存在です。
不正行為や非道徳行為を発見したときの彼女ら(主戦力は女性)の捜査力はものすごいものになります。時間も資金もタンマリ抱えているので採算なんて全く気にしません。そこにあるのは正義のみです。時には信じられないほどの大人数で一人のターゲットを追い込んでゆきます。
彼女らの一部には法律に明るい人も存在しますので、何らかの法をもって排除するということができない場合もありますし、何よりも彼女らに“逆切れ”したら地獄に行くまで追い詰められてしまうことでしょう。
2ちゃんねる探偵団につきまとわれた場合には、自分の非や罪を認めて謝罪するようにしましょう。

それから、弱みを握られた人たちが仕方なく利用される場合だって考えつきます。悪い人が自分の姿を晒さずに誰かを追い込む、なんて方法です。

おいしい依頼

探偵社にとって、集団ストーカーがいるかいないか調べて欲しい、という依頼はおいしいものだそうです。

ほとんどの場合が被害妄想で、「そんな人たちはいなかったんだ」と納得してもらっても、また調べて欲しいという人が多いとのこと。やっかいさんに当たると大変なこともあるけれど、とくに命の危険があるという場合が少ないのでお得意様扱いになるらしいです。

なかには、ほんとうにヤバい組織がストーキングしている場合もあるらしいが、依頼者に証拠を渡して、警察に行ってもらうだけらしいです。

ちなみに、集団ストーカーにかんしては、警察に頼るのが一番です。対抗するには小さい組織では無理ですから。まぁ、役に立つかどうかはわかりませんけども……。

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